学科	メディア学科	ゼミ教員名	伊藤　高史	年度	2018年度
タイトル	一般紙における高校野球のスターの取り上げられ方

内容	２０１８年、甲子園球場で毎年行われる春と夏の高校野球全国大会はそれぞれ、９０回と１００回大会を迎えた。ＳＮＳが発達し、誰もが情報を発信できる。高校野球全国大会を運営する一般紙に加え、専門誌やスポーツ紙、ＷＥＢメディアなどがひしめき合うように、高校野球の報道を発信している。中でも、古くから高校野球報道の最前線に立つ一般紙は、高校野球をどのように取材しているのか。高校野球のスター選手（松坂大輔、斎藤佑樹、吉田輝星）に関する記事をもとに、紐解いていった。一般紙は以前ほどではないが多くの人が手に取って読むメディアだ。野球をあまり知らない読者にもわかる易しい記事の内容が多いと考えていたが、実際はそうでもなかった。技術的、精神的に専門性が高く、スター選手を掘り下げた内容になっていることがわかった。特に、２０１８年に甲子園で活躍した吉田輝星に関しては専門用語を使い、詳しく掘り下げていた。

講評	著者が好きな「高校野球」を題材に選んでくれたのですが，全体として著者の気持ちがうまく伝わってこない作品になっています。論文としては，「２．高校野球の歴史，変遷，現在取り巻く環境と問題」と「３．実際の新聞記事の取り上げ方について」との論理的関連性が不明です。最初から「３」の部分にポイントを絞り，問題意識を明確にして書くべきでした。

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