学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 勝野 宏史 | 年度 | 2018年度 |
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タイトル | ディズニープリンセスにみる女性像 ―シンデレラを原点に考える― |
内容 | 本論文は、各時代のディズニープリンセスラインの長編アニメーション映画作品および結婚情報誌『ゼクシィ』のTVCMに注目し、過去から現在までの女性像の変容を明らかにすることを目的とする。その際、ディズニープリンセスの中でも最も大きな影響力を持ち、ディズニープリンセスの原点とも言える『シンデレラ』の作品分析を行うことで、『ゼクシィ』のTVCMがシンデレラからどのような影響を受けているのかという視点から分析を行った。また、ディズニープリンセスの大きな変換点とも言われている『塔の上のラプンツェル』以降の映画についても作品分析を行った。ここで明らかになったのは、『シンデレラ』を筆頭にディズニープリンセスの持つ力はかなり大きく、多くの女性がシンデレラストーリーを夢見ていたが、時代の変化とともにラプンツェルやモアナのような力強いプリンセスが登場し、シンデレラストーリーと大きくかけ離れたストーリー展開が行われるようになった。それらにより、世の女性像にも大きな変化があるということを結論づけた。 |
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講評 | 本年度はインターネット、テレビ、広告、映画、社会運動、アニメ、監視社会、観光、ファッションなど、実に様々なテーマが提出された。本ゼミにおいて卒業論文執筆の際の目標として繰り返し強調してきたのは、トピック重視の狭い範囲で明快な議論を展開することではなく、具体的な現象とその解釈の往還の中で自分なりの問いを見出し、その問いを追求する中でさらなる大きな問いにたどり着くということであった。個々それぞれが別々のテーマに着目しながらも、最終の口頭試問において明らかとなったのは、すべての論文が「共感」もしくは「存在の不安」という問題意識を有しているということであった。最後にゼミ全体としてその様な大きな問いを共有することができたのはゼミ参加メンバーが主体的な議論を重ねてきた結果であろう。 |
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キーワード1 | 女性像 |
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キーワード2 | 時代 |
キーワード3 | 変容 |
キーワード4 | 結婚 |
キーワード5 | 女性活躍推進 |