学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 竹内 長武 | 年度 | 2019年度 |
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タイトル | ジャニーズ事務所から見るファンとメディアの関係性 |
内容 | ジャニーズオタク、いわゆるジャニオタと呼ばれる存在は、今日メディアに対して小さくはない影響力を持っている。特に近年、SNSが発達したことにより、アイドルとファンの距離は大幅に縮まった。一個人誰もが世界に情報を発信することができるようになった現在、アイドルとファン双方にとって、さまざまなメリットとデメリットが生まれている。特にジャニーズに関しては、その規模はアイドル業界の中では日本一であり、SNSによる世間への影響が顕著にみられる。SNSを利用してファンとの距離を縮め、発信力を増し、コンテンツがより充実していく一方で、タレントのプライバシーへの配慮が欠け、「オリキ」や「ヤラカシ」と呼ばれる追っかけファンが数を増やしている。SNSによって、ファンはどのようにジャニーズのオタク活動を行っていくのだろうか。今回私が取り組んだ卒業論文では、ジャニーズアイドルとファンの関係性を、特にSNSに着目して考察していく。 |
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講評 | 2019年度の竹内長武ゼミの卒論は、バラエティに富んでいた。ポプラーカルチャーを中心として、さまざまなテーマで取り組んだ。マンガの分野では、「キングダム」に表現された組織のあり方、韓国のウェブトゥーンの表現、「名探偵コナン」のメディア戦略などがテーマとしてあった。テレビや映画については、ギャング映画の変遷、声優のメディア進出、ゾンビ映画の歴史、「聖地巡礼」のブーム、「容疑者Xの献身」の海外との比較、高校野球のメディア戦略、ジャニーズとファンとの関わり、新撰組のメディア普及など。ネットやSNS関係では、教育との関わり、VRメディアの生活環境への影響、日本のYouTube の現状と問題点、SNS時代におけるファッションなど、実に多様なテーマに取り組んでいる。それぞれ問題意識が高く、研究の方法も、実態調査にもとづくもの、文献を中心とするもの、作品分析など、テーマに応じたものが採られていた。文章表現は論理的なスタイルが要求されるが、かなり高度な文章力をもつ学生もいて、感心させられることが多かった。全員、自分の関心のある分野やテーマに取り組んできたので、完成したときの喜びは大きかったと思う。 |
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キーワード1 | ジャニオタ |
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キーワード2 | SNS |
キーワード3 | ジャニーズ |
キーワード4 | アイドルとファン |
キーワード5 | メディア |