学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 竹内 長武 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | プロ野球界の人気とメディアの関係について |
内容 | プロ野球中継はメディアの発展とともにその形態を変化させてきた。かつては地上波テレビ中継の視聴率が高かった時期もあったが、現在は低視聴率だ。しかしそれは、野球人気が低下したのではなく、CS放送やインターネットを用いた配信などにとって代わられたに過ぎない。また、そのサービスの形態も多岐にわたり、見放題やアーカイブ配信といった地上波中継のみでは見られないサービスによって、その契約数を伸ばしていった。そして、球団側も、時代の変化に合わせて情報発信の方法を変化させた。今日、SNSを通じて、ファンと球団やファン同士のコミュニケーションが図られており、球団とファンの距離感を縮めている。そして球団は、ファンに球場に来てもらうよう、球場の整備と地域に根ざした社会貢献活動などを行なっている。その結果、球場の入場者数が増加した。球団は、メディアを活用しながら、野球を現地で観戦してもらうことを通して、野球の人気を維持しようとしていたのだ。 |
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講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
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キーワード1 | 野球人気 |
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キーワード2 | 視聴率 |
キーワード3 | ネット配信 |
キーワード4 | 地域密着 |
キーワード5 | 現地化 |