学科	メディア学科	ゼミ教員名	池田　謙一	年度	2020年度
タイトル	YouTubeのバズはなぜ起きるのか？

内容	本研究ではYouTubeのバズがどのように起こるのか？に示唆を出すことを目的とする。YouTubeへの参入障壁は下がり、近年YouTuberは増加の傾向にある。ただYouTubeにおいて明確にこうすれば流行るという手法は確立しておらず新米YouTuberにとっては試行錯誤しながら進んでいかざるをえない状況なのではないかと考える。今後もおそらくYouTuberの数が増え続ける中でしっかりとしたノウハウをもとに進んでいくことで今まで以上に視聴者に対して面白い映像コンテンツを届けることが出来れば、YouTubeの発展に対してもお役立ちできるのではないかと考える。研究の手法としては私自身が卒論提出までの期間にYouTuberとなり、実際に独自の映像コンテンツを作成とアップロードを繰り返すことで再生回数やチャンネル登録者の上昇などを分析し、最終的にYouTubeのバズの法則を解き明かそうと考えた。

講評	自分自身がYouTuberになって、研究対象を体験的に研究するという、参与観察の手法はメディア研究では珍しく、ユニークさにメリットがある研究成果が得られた。 手法的には単にYouTuberになるだけでなく、支持者の大きい先行YouTuberを手がかりに、YouTubeのバズを増大させる要素を検討した上で、自身のコンテンツを定めている。3期に分け各3本で手法を洗練させる考察をしながら動画を作成している点がよかったと言える。 望むらくは、もう少し再生回数の大きなコンテンツを作成できたなら、再生の拡大により敏感な要因の分析がさらに進んだのではないかと思われる。

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