学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 勝野 宏史 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 「男性ファンたちは男性アイドルに何を求めるのだろうか」 ~ジャニーズと韓国アイドルの差異を例にとって考察する~ |
内容 | 第2章では日本でのアイドルの成り立ちと変遷について取り上げる。これはそもそもアイドルとは何かという問題に立ち返ることで、日本人にとってのアイドル像やファンがどのようにアイドルを楽しんでいるかについて考察する。次に第3章で男性アイドルの代表格とも言えるジャニーズ事務所について考察する。ジャニーズを取り上げる理由は韓国のアイドル事務所とは対照的なタレントマネジメントを実践して、日本で確固たる地位を築いたからである。また第4章ではK―POPの成り立ちから韓国アイドルの特性について解説する。彼らがなぜ世界的な人気を勝ち取ることができたのかをグローバルマーケティングの観点から明らかにする。さらに本章では韓国のアイドル観を解明し、日本のアイドル観との違いを理解する。第5章ではこれまでに述べた、アイドルの特性を判断材料に日本人の男性にとって韓国の男性アイドルがどのように映るのかを考察する。 |
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講評 | コロナ禍においての卒業論文執筆は、個々の調査への取り組み方やゼミでのフィードバックのあり方において通常とは異なるかなりイレギュラーなプロセスとなった。特に、フィールドワークやインタビュー調査を念頭に準備を進めていた学生の多くは調査方法のみならずテーマそのものの変更を余儀なくされ、春学期のほとんどの時間をそのような軌道修正に費やすこととなった。そのような状況の中で、今年度は19名の卒業論文が提出された。テーマは多岐に渡ったが、大きくは以下のカテゴリーに分けることが出来る。1.バーチャルリアリティ・ロボット・AI 2.アイドル・身体・ジェンダー 3.消費文化・ポピュラーカルチャー・社会的想像力 4.メディア・SNS・陰謀論。本ゼミにおいて卒業論文執筆の際の目標として繰り返し強調してきたのは、トピック重視の狭い範囲で答えありきの明快な議論を展開することではなく、具体的な現象とその分析の往還の中で自分なりの問いを見出し、その問いを追求する中でさらなる大きな問いにたどり着くということであった。新しいメディアコミュニケーションの普及とそれに伴う身体感覚やアイデンティティの変容、そして新たな想像力の形成、さらには陰謀論といったコロナ禍と結びついたテーマが数多く出てきたのは、それぞれが社会への関心を高めていった成果であると共に、これからも考え続けながら生きていくうえでの出発点にもなったことだろう。 |
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キーワード1 | 未熟さのパッケージ化 |
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キーワード2 | 母性 |
キーワード3 | 同性愛 |
キーワード4 | 職業としてのアイドル |
キーワード5 |