学科	メディア学科	ゼミ教員名	河崎　吉紀	年度	2021年度
タイトル	東京オリンピックにおける新聞報道の内容分析 -各競技の報道の違い-

内容

本研究では、2021年に開催された東京オリンピックで行われた各競技の新聞報道を分析した。競技、男女、メダリストなどをそれぞれ分け、記事の数や写真面積を調査した。調査の結果、最も記事に関係があったものはメダルの有無であった。メダルを獲得した選手は必ず写真付きの記事が掲載されていた。メダルの中でも特に金メダルを獲得した選手は必ず一面に記事が掲載されていた。メダルを獲得していない選手でも日本新記録や快挙を達成した選手は大きく報道されていた。このように、東京オリンピックでは選手の活躍度合いによって記事の量や面積が決まった。性別ではほぼ差異はなかった。競技のメジャー度合いによっても記事の量が異なった。しかし、好成績を残していない選手も、競技や選手の知名度が高いと掲載される傾向があった。男子、女子、混合それぞれの報道の差異はなかった。東京オリンピックの報道で日本のスポーツ界を盛り上げるために、マイナースポーツを今回より大きく報道する必要があると感じた。

講評	個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。

キーワード1	東京オリンピック
キーワード2	マイナースポーツ
キーワード3
キーワード4
キーワード5