学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 池田 謙一 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | メディアとの関わり方が示す、ファッションの在り方、 そして人々の生き方 |
内容 | ファッションは社会を反映する鏡だと言われる。そしてメディアはその社会を大きく変化させる。であるとすれば、メディアの変化がファッションの変化に大きな影響を及ぼしてきたのではないかと考えた。 本レポートでは、独自の文化を発展させてきた日本のファッションとメディアについて考察をしたく思う。ここではメディアの発達をSNSやインターネットなどの出現によって人々が能動的に情報を収集しやすくなる以前の社会と、それ以降の社会とで2つに分割して論を進めていく。 まず前半では、マスメディアなど人々が受動的、かつ集中的に類似したメディアを利用していたからこそ起きたメガトレンドについて個別の事例を紹介し、なぜその流行が起きたのかを考察する。そして、それらのメディアによって人々がどのような影響を受けていたのか、また今現在との違いは何かという点についても触れていく。 後半では人々の選択肢が多様化したことを受け、実際にアンケート調査を行い、現在の人々がどういったメディアや手段を利用しているのか、またどのような価値観を持っているのかを調査することによって、ファッションに対する意識や人々の価値観を分析していく。 |
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講評 | 本年度の卒論は、例年以上にしっかりと書かれたものが多かった。先行研究の考察や歴史的な検討もよくできていた。インタビュー形式の論考もよくなされていた。 一方で、グループないし単独で実施したインターネット調査の分析は、まだまだ詳しくできるという印象を持った。調査実施の時期が遅くなり、十分な分析の時間が不足したものと考えられる。貴重なデータであるので、その点は惜しかったが、仮説の検証という目的は、それでも果たせていたように思われる。 |
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キーワード1 | ファッション |
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キーワード2 | メディア |
キーワード3 | トレンド |
キーワード4 | 流行 |
キーワード5 | 価値観 |