学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 池田 謙一 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | コロナ禍が映し出したメディアの課題と今後のメディアの姿 |
内容 | 人によってどのメディアから多くの情報を受け取っているかは異なるだろうが、皆何かしらのメディアからは情報を受け取っている筈だ。 もしかすると、ある人は、テレビもスマホも見ないからコロナウイルスに関する情報を全く見聞きしたことがないと言うかもしれない。しかし、街中には広告、電光掲示板そして公共交通機関のアナウンスなど数多くの情報発信媒体が溢れているので、そういったメディアから意図せずとも情報を受け取る機会もあるはずだ。 そのように考えると、殆どの人がコロナウイルス関連の情報をメディアなしで受け取ることなど不可能なのである。 では、様々なメディアから届くコロナウイルスに関する情報を私達はどのように受け取り、そこから何を感じるのだろうか。 本研究では、コロナ禍と呼ばれるこの2年間の間に発行された書籍を用いて先行研究を行い、その内容を踏まえて、よく見聞きするメディアの違いによって関心のある情報は異なるのか、年齢層や職業区分の差によっても何らかの違いがあるのかなど幅広く検討していく。 それを明らかにすることにより、メディアの課題を明確化させることができ、さらに今後各メディアがどのような姿であれば良いのかなども検討できるのではないかと考えた。 |
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講評 | 本年度の卒論は、例年以上にしっかりと書かれたものが多かった。先行研究の考察や歴史的な検討もよくできていた。インタビュー形式の論考もよくなされていた。 一方で、グループないし単独で実施したインターネット調査の分析は、まだまだ詳しくできるという印象を持った。調査実施の時期が遅くなり、十分な分析の時間が不足したものと考えられる。貴重なデータであるので、その点は惜しかったが、仮説の検証という目的は、それでも果たせていたように思われる。 |
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キーワード1 | コロナ |
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キーワード5 | 情報 |