学科	メディア学科	ゼミ教員名	池田　謙一	年度	2022年度
タイトル	映画視聴の多様化と進化していく新たな映画の価値とは

内容

本卒業論文では近年、多様化し進化している映画鑑賞の新たな映画の価値について考察していく。 本論では定額制見放題サービス、映画における口コミ、映画館での映画鑑賞としての新たな価値について焦点を絞り、様々アンケート調査もとに分析を行っていく。 コロナウイルスによって外出自粛規制が続くことで映画館での映画鑑賞には大ダメージをおった一方で、オンライン配信サービスにおいては絶好の機会として劇場との同時公開や配信ダイレクトといったこれまでとは異なる優位性を示している。 また、映画鑑賞の際には多くの人が事前情報を調べる中で口コミを調べて、それらをもとにしてどの映画を観るか決定している。年代や性別によって映画のレビュー情報の接触の様子が変化している。また、近年多様化している映画視聴方法において、「映画館での鑑賞の価値とは」について改めて問われている。こういった映画鑑賞方法にまつわる新たな価値について考察していく。

講評	映画館での鑑賞の意味にこだわる視点から出発して、多様となった鑑賞スタイルとそれに関わる口コミやレビューのあり方を体系的に検討した。映画館ならではの経験はテクノロジーのみならず、経験の共有なども指摘され、今後の発展をどう工夫するかが問われている。YouTubeなどの他の動画コンテンツとの競合についても検討を進めたい。

キーワード1	映画鑑賞
キーワード2	定額制見放題サービス
キーワード3	映画レビュー
キーワード4	映画館での映画鑑賞
キーワード5