卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名伊藤 高史 年度2023年度
タイトルルッキズムは美容整形に影響を与えるのか
内容 今日の日本ではルッキズムの傾向が強くあり、美容整形も身近な存在となってきている。先行研究では美容整形の主な目的は「自己満足」であるとされてきたが、ルッキズム的価値観が強い現在、この価値観は美容整形を行う目的に変化をもたらしているのではないか。本稿では、美容整形の実践者にインタビューを行うことによって、現在の美容整形の目的に変化が起きているのか、ルッキズムが美容整形に影響を与えているのか分析した。その結果、美容整形の実践者は「自己満足」よりも「コンプレックス解消」を目的として美容整形を行なっており、美容整形の目的にルッキズム的価値観が影響していることがわかった。
講評 ルッキズムについて、美容整形の観点からまとめてくれました。実際に美容整形を経験した2人の協力者を見つけて、話をきくのはたいへんだったと思います。また、2人のインタビュー調査からは、一般論では語りきれないような当事者の声をしっかりと記してくれました。全体のまとめ方として、もう少しストーリー的にまとめられると、より魅力的な読み物になったと思います。
キーワード1 ルッキズム
キーワード2 美容整形
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