卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名小黒 純 年度2023年度
タイトルテレビドラマ原作・リメイク作における日韓比較~『梨泰院クラス』と『六本木クラス』を事例として~
内容 近年、日本や海外において韓国大衆文化のブームが勢いを増し、韓国のドラマや音楽、またファッションやコスメといった娯楽が日本に浸透している。その中でも韓国ドラマは国内だけでなく、日本人にも非常に人気となっている。そのため、2000年代に流行したドラマについての研究は多数行われているが、2020年以降に放送されたテレビドラマについての比較はあまり研究されていない。そこで、2020年以降の韓国テレビドラマの代表作である『梨泰院クラス』と、それが日本でリメイクされた『六本木クラス』を比較した。またこの2作品と、過去の研究で比較された日本の『ハケンの品格』とそのリメイク作品である韓国の『職場の神』を比較した。その結果、韓国ドラマには①コンプライアンスより物語に重みをもたせることを重視②仲間と酒を囲んで飲むシーンが多く、仲間愛を意識③酒を登場人物の過去の人生に例える場面が多く、また過去を描くことを重視④登場人物のセリフで作品に重みをもたせる、という4つの特徴があることが判明した。
講評
キーワード1 韓国ドラマ
キーワード2 コロナ禍
キーワード3 韓流ブーム
キーワード4 社会格差
キーワード5 各国の文化の相違