学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 冨田 安信 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 日米の学校制度から見出す若者の就業意識における課題 |
内容 | これまでの伝統的な雇用慣行は、学歴社会を土台とした、年功序列の終身雇用制度が続いていた。しかし、バブル経済の崩壊後に至っては、中高年が必要以上に賃金をもらいすぎる年功序列制について考えを改めなおすようになり、根本の賃金対価が日米で異なっているにも関わらず、アメリカの成果主義をとりいれるようになった。日本とアメリカでは総合給と職務給という点で賃金対価が異なっているし、日本の場合、企業を面接などで人柄や人格を重視するのに対し、アメリカの場合、大学の専攻に伴って職種がすでに決定されている。日本では、大学4年間かけてゆっくりと自分探しをしていくのに対し、アメリカでは、職業的な技能を磨くという意味合いで、しっかりとした目的意識を持って大学に入学している。では、日米でのこの違いは、一体どこから生じてくるのであろうか。日米の学生制度や、学生の就業意識などについて比較しながらこのテーマについて考えていく。 |
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講評 | 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。 |
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キーワード1 | 学生 |
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キーワード2 | アメリカ |
キーワード3 | 就業意識 |
キーワード4 | |
キーワード5 |