学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 寺井 基博 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 日本の教育格差解決への道はあるのか |
内容 | 今、我が国では貧富の差が確実に拡大している。そしてそのことが、次世代を担う 子供達の教育格差という形で現れている。家庭の経済格差や文化資本格差は教育格差の主な原因である。家庭の収入や社会階層が子供の教育の幅を決定づけてしまう。また、国の教育政策にも大きな問題点がある。「ゆとり教育」、「義務教育費国庫負担法改正」、「教育の規制緩和」の3つの教育政策は我が国の教育格差を進行させる大きな原因となった。これらの問題により教育の格差がますます拡大していく我が国の現状を改善する手段はないのだろうか。教育格差が最も小さい国の教育政策から何か良い策を見つけ出せるのではないだろうか。 現在、世界で最も学力値が高く、学力格差が小さい国はフィンランドである。フィン ランドは下位層の学力が上位層と比較してもそれほど大きく下回ることがない。それ は底上げ政策に力を入れているからである。フィンランドでは教育の機会均等を保障したり、小学校から大学までの授業料を無料にしたりするなどの政策を国が徹底して行っている。我が国もフィンランドの政策に倣えば教育格差を縮小できるのではなかろうか。 |
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講評 |
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キーワード1 | 教育格差 |
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キーワード2 | 教育費 |
キーワード3 | 義務教育 |
キーワード4 | ゆとり教育 |
キーワード5 | 教育政策 |