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年末の契約更改の際に世間で聞く声『プロ野球選手の年俸は高過ぎる』。しかし一方で全体の10%以上の選手がプロ野球界を去る。現役生活を全うし、納得のいく引退をする選手はごく少数。また、このごく少数の選手にはコーチなどの球界からのオファーがあるが、残りの選手は突然新たな世界に放り出されてしまうのが今までの野球界である。
この流れに危機感を感じたプロ野球界が作り出したのがキャリアサポートセンターである。2007年、それより5年前に開設されたＪリーグのキャリアサポートセンターを参考に活動を開始している。この中では元選手の現状を詳しく伝えることや、現役時から引退後のキャリアプランを立てることなどが紹介されており、今後のプロ野球選手の支えになっていくことが予想される。また、プロ野球選手は引退後も各業界から求められる人材になる要素は抱負にも持ち合わせている。現在はスキルなどで必要性が判断されることも多いため準備は現役時から必要になっている。
元選手の積み重ねが次世代の評価にも繋がる。引退後も社会貢献の形で、元選手にはメッセージを発して欲しい、プロ野球選手は現役時も引退後も夢と希望発信し続ける存在であって欲しい。そう願う。
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