学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 冨田 安信 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 日本の農業の実態 |
内容 | この論文は日本の農業の現状と、これからの日本の農業のありかたについて記述した。 まず、日本の農業を論ずるうえで欠かせないのが、食料自給率である。主に使われているのがカロリーベースでの食料自給率であるのだが、実はこれには問題がある。なぜならカロリーベースでの食料自給率だと、規格外とみなされ大量廃棄されている食料や、食べ残しの食料が含まれていないからである。つまり、カロリーベースでの食料自給率とは、贅沢な暮らしをしている中で生み出された数値であり、それがたとえ40%を切ったからといって食料危機を危惧するまでには至らない。 次に日本の農業の実態である。食糧自給率から食料危機を危惧するまでには至らないとしても、日本の農業にはまだまだ問題がある。もし万が一、輸入国から食料品が途絶えてしまったのなら、今の日本の農業だと自国ですべて食料品をまかなうのは無理である。それだけ日本の農業が衰退しているからだ。日本の農業には農業従業者の高齢化・専門農家の減少・農協の問題等様々な問題があり、これを解決していかなければならない。 次に企業の農業進出についてである。日本の農業を活性化させるには、企業の農業進出はうってつけの話である。しかし、企業の農業進出を阻む農地法であったり、農地の貸し渋りであったり、企業が農業に進出させるのを難しくさせる政策が働いている面がある。もっと農地法を改善して、企業の農業進出を図っていかなければならない。 つまり、日本の食料危機を危惧するのであれば、食料自給率だけをみるのでなくて、日本の農業の実態を知り、そして、日本の農業を活性化させるには企業の農業進出を促させなければいけないのである。 |
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講評 | 自給率にこだわりすぎた感はあるが、産業としての農業の問題点をうまく整理した。 |
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キーワード1 | 食料自給率 |
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キーワード2 | 規格外野菜 |
キーワード3 | 企業の農業進出 |
キーワード4 | |
キーワード5 |