学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 浦坂 純子 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 「教員評価制度の事例から見る大学教員像」 |
内容 | 大学内部での教員評価は、長らく日本の大学では行われてこなかった。しかし、大学を取り巻く環境の市場化や国の政策によって、2009年には国立の81.7%、私立の25.5%、公立の35.1%がすでに評価制度を導入し、私立や公立においても43.9%が導入を検討中である。このように、評価制度の導入そのものは進んでいるが、その内容は様々である。また、そこからうかがえる「大学が望む教員像」は、これまで主流であった研究重視の教員像ではなく、教育重視や、より自主性を重んじる教員像であることが分かる。限られた事例ではあるが、最近創設された歴史の浅い大学や、有名ブランド校ではない私立大学では、教育重視の教員像を望んでいることが評価制度から見てとれる。一方、国立大学では、そういった活動のある特定の領域に重きを置くというよりも、自主的に重視する活動の領域を決め、自らの教員レベル向上を図る教員像が望まれていることが明らかになった。 |
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講評 | 各大学が導入している教員評価制度を通じて、どのような大学でどのような教員が望まれているのか、「あるべき大学教員像」を考察するという論旨は明確であった。願わくは、より事例を充実させ、大学の属性を詳細に統制した分析を期待したいところである。 |
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キーワード1 | 教員評価制度 |
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キーワード2 | 大学改革 |
キーワード3 | 大学教員像 |
キーワード4 | 大学の市場化 |
キーワード5 |