学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 冨田 安信 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 転職はすべきか、避けるべきか |
内容 | 入社3年以内で会社を辞める若者が30パーセントを超えていると言われている。なぜこれだけの数の若者が会社を辞め、転職していくのだろうか。原因は大きく分けて3つある。1つ目は企業の人材採用の方式が変化したことであり、2つ目は年功序列制度の崩壊、3つ目は転職支援会社の過剰なあおりである。 人によってはどうしても転職せざるを得ないという状況になって転職する場合もあるだろうが、一般的には転職すると年収は下がり、金銭的な面からみると損をすることが多い。つまり年収を上げたいと思って転職するのは避けた方が良いということである。また、入社して間もないのにやりたい仕事ができないと言って転職するのも避けるべきである。入社数年でやりたい仕事ができると考えるのはおかしいからである。転職してうまくいく場合もあれば失敗する場合もある。それは人によって様々である。だから転職をしてはいけないと言うわけではないが、もし転職を考える場合は慎重に判断すべきであり、後悔することになる転職は避けるべきである。 |
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講評 | 産業関係学科では学生にどんどんレポートを書かせますが、それに慣れてしまって、「2,000字くらいのレポートなら、パソコンの前に30分も座っていれば書ける」と安易に考えてしまう学生がいるようです。そんな気持ちで卒業論文を書き始めてしまうと、学生も教員も苦労します。今年度のゼミ紹介には、「3回生のときにレポートを書く楽しさを経験してもらい、それを卒業論文の執筆につなげたい」と書いたのですが、看板倒れに終わりました。来年度はなんとかやってみたいと思います。 |
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