学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 冨田 安信 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 医師不足が招く医療崩壊 |
内容 | ここ数年、救急患者のたらい回しなどの問題がニュースで騒がれ、明らかな医師不足が見て取れる。そこには、辞める医師の増加、新卒医師の減少が挙げられる。前者の答えは簡単だ。過酷な労働状況によるものだ。平均睡眠時間は2,3時間で、なかには一カ月以上家に帰れなかった医師もいるというほどだ。ではなぜこのような労働環境に陥ってしまったかという答えと、後者の問題は関係してくる。それは国の財政政策のためである。1980年代から1990年代を通して高騰する医療費を抑制するために医師数を減らすべきだという議論が世界中で起こり、日本はこの動きをいち早く取り入れ、医学部の定員を減らしてきた。そして、その後何度も医師が足りていないと気付く場面はあったにも関わらず、国はこのことに大した対処はしてこなかった。そのため、このような医師不足を引き起こしてしまった。そこで、この状況を打開するためにも、すでに医師不足を経験してきたイギリスなどの政策を日本に当てはめ、解決策を探っていきたい。 |
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講評 | 産業関係学科では学生にどんどんレポートを書かせますが、それに慣れてしまって、「2,000字くらいのレポートなら、パソコンの前に30分も座っていれば書ける」と安易に考えてしまう学生がいるようです。そんな気持ちで卒業論文を書き始めてしまうと、学生も教員も苦労します。今年度のゼミ紹介には、「3回生のときにレポートを書く楽しさを経験してもらい、それを卒業論文の執筆につなげたい」と書いたのですが、看板倒れに終わりました。来年度はなんとかやってみたいと思います。 |
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キーワード1 | 医師不足 |
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キーワード2 | 医療費抑制政策 |
キーワード3 | イギリスの医療制度 |
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