学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 千田 忠男 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | スポーツ選手のセカンドキャリア問題について |
内容 | プロスポーツの多くは選手生命が短く、引退後に苦労する選手が多い。そこで、プロスポーツ選手が引退後に路頭に迷うことがないようにセカンドキャリア対策を考えた。方法としては、日本で最も対策の進んでいるJリーグ、それと比較し、他スポーツの対策の現状を調べるためにプロ野球、日本にはない対策を探るために海外のプロスポーツのセカンドキャリア対策から実現可能なものを取り入れるとともに、プロスポーツ選手のセカンドキャリアをビジネスとする企業、プロスポーツ選手を積極的に採用する企業を調べ、対策を考えた。その結果、視野を広げるために、他スポーツとの交流を行うとともに、各スポーツでキャリア交流会を行う、セカンドキャリアを考える猶予期間をつくるために、プロ、アマチュアの隔てがない組織にする、一般企業と連携するとともにプロスポーツ選手と企業との接点を増やし、企業に自らアプローチするという結論に至った。 |
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講評 | 私が担当した20件の論考はすべて、目下の重要なテーマを取り上げている。それを大別すると雇用労働政策にかかわるテーマが11件と最も多く、次いで経済産業政策の課題7件、社会問題2件であった。このうち雇用労働政策に関する論考では男女共同参画事業にかかわる課題や仕事と育児を両立させる課題などが主に扱われていた。また、経済産業政策にかかわる論考では、グローバル化と不況対策を見据えた力作が多かった。 ここの論考については次の点に即して評価した。 (1)社会問題をはじめとする政策課題にかかわる研究では、調査・探索によって事実を究明し、事柄の展開する道筋に即した問題解決策を提起することが重要である。そうした研究手続きが意識されることが必要であるが、そのことが意識されているかどうか。 (2)誰もが認識できる事実に対しても、その解釈は幾通りもあり得るという事情を十分に理解したうえで、合理的な解釈を導こうとしているかどうか。 (3)問題解決に向けて合理的であり、なおかつ実現可能な政策を立案しようとしているかどうか。 (4)以上に加え、これから社会で活躍する際に期待される意志と意欲を表現しているかどうかをも見て詳細に評価した。 以上の視点にしたがって標記の論考を評価したところ、すぐれた研究成果であると判断できた。 |
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キーワード1 | セカンドキャリア |
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キーワード2 | 引退 |
キーワード3 | キャリアサポートセンター |
キーワード4 | |
キーワード5 |