学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 現代アートを通じた地方創生の可能性 |
内容 | 本論文では、現代アートを活用した地方創生により地域とアートを振興させるため、アートとは何か、や地方創生事例を整理して、考察と提案を行う。 第1章では、アートとは何かを明確化するため、アートの本質や現代アート、アーティストについて整理する。そのうえで日本アート界の課題を考察する。 第2章では、アートプロジェクトによる地方創生について、初めに地方創生の歴史からアートとのつながりを整理する。次にアートプロジェクトの全体像をつかみ、事例を類型や地域課題ごとに紹介する。最後にアートプロジェクトの魅力と課題について考察する。 第3章では、初めにアートプロジェクトの展開意義について考察する。次にその考察をもとに今後のアートプロジェクト展開のための課題を明確化する。最後に課題解決のための提案を行う。おわりに、人々のコミュニケーションの重要性について言及し、本論文を締める。 |
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講評 | 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ-4」すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では2020年度に12名が卒業論文に取り組み、全員が提出できたことを私は幸いに思います。例年、テーマの設定は各人が全く自由に行いますから、今年も12論文のテーマは多様でした。それらの中に共通する今年度の傾向を敢えて挙げるならば、一つはスポーツ、もう一つは音楽が、文化と人間形成に及ぼす影響に関するテーマを考察する論文が合計5編を数えたことでしょう。 自分の興味関心や経験から選んで決めたテーマで、まず文献や史資料を探し、次にそれらの内容を理解し、分析することに努め、さらに自分の視点で検討して、調査と考察を進めていく。そして、調査と考察の内容を、論文の構成を工夫しながら分かりやすい文章に述べて、まとめていく。これらの過程で、研究内容をゼミで報告し、仲間からの感想や質問や意見を通じて、自分が理解し考察している内容を確認していく。 このようにして卒業論文を書き上げた経験は、大学卒業後に論文を書く機会ではなくても、仕事や生活の中での様々な課題に取り組む際に応用して活かされていくはずです。また、自分の研究テーマに関する知識はもちろんですが、ゼミの他のメンバーの卒論報告から知った多くの事柄やそれらから自分も考えさせられた内容も、皆さんの知的な財産として生涯学習に役立っていくことを期待しています。卒業論文への各自の努力とゼミでの取り組み、大変お疲れ様でした。 |
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キーワード1 | 地方創生 |
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キーワード2 | 現代アート |
キーワード3 | アートプロジェクト |
キーワード4 | 地域 |
キーワード5 | コミュニケーション |