学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 現代の我が国における虐待のその現状と研究について |
内容 | 近年、現代日本では社会問題にもなっている虐待問題。それは家庭内問題だと軽視する者も少なくない。しかし、現にそれで命を落としている児童もいるのだ。そんな中、私はあえて虐待問題に焦点を当 てて研究し、本論文を作成したいと考える。一言に虐待と言っても心理的虐待、精神的虐待、育児放棄 (ネグレクト)、肉体的虐待等と虐待にも種類がある。そこにもしっかりと論点を当て、児童虐待防止 法は正しく機能しているのか。当事者は今どうしているのか。コロナウィルスの影響はあったといえる のか。何故虐待は起こるのか。などをしっかりと根拠を元に紐解いていければよいと考える。そして、 私自身が幼少の頃、虐待の被害者である。私自身が虐待の被害者であり、今回の論文を作成する上での 動機である。今の日本が正解かどうかではなく、今後の日本への期待も込めて本論文を進めていきたい。 |
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講評 | 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ-4」すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では2020年度に12名が卒業論文に取り組み、全員が提出できたことを私は幸いに思います。例年、テーマの設定は各人が全く自由に行いますから、今年も12論文のテーマは多様でした。それらの中に共通する今年度の傾向を敢えて挙げるならば、一つはスポーツ、もう一つは音楽が、文化と人間形成に及ぼす影響に関するテーマを考察する論文が合計5編を数えたことでしょう。 自分の興味関心や経験から選んで決めたテーマで、まず文献や史資料を探し、次にそれらの内容を理解し、分析することに努め、さらに自分の視点で検討して、調査と考察を進めていく。そして、調査と考察の内容を、論文の構成を工夫しながら分かりやすい文章に述べて、まとめていく。これらの過程で、研究内容をゼミで報告し、仲間からの感想や質問や意見を通じて、自分が理解し考察している内容を確認していく。 このようにして卒業論文を書き上げた経験は、大学卒業後に論文を書く機会ではなくても、仕事や生活の中での様々な課題に取り組む際に応用して活かされていくはずです。また、自分の研究テーマに関する知識はもちろんですが、ゼミの他のメンバーの卒論報告から知った多くの事柄やそれらから自分も考えさせられた内容も、皆さんの知的な財産として生涯学習に役立っていくことを期待しています。卒業論文への各自の努力とゼミでの取り組み、大変お疲れ様でした。 |
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キーワード1 | 虐待 |
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キーワード2 | 親子 |
キーワード3 | 加害者 |
キーワード4 | ネグレクト |
キーワード5 | 被害者 |