学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 浦坂 純子 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | 若年者の早期離職と長時間労働 |
内容 | 本論文は、20年以上前から続いており、七五三現象として社会的に問題視されている若年者の早期離職率が、なぜ高水準で推移しているのかを把握し、打開策を模索することを目的としている。 まず、若年者の早期離職がどのような環境で多くなるのか、事業所規模別の早期離職率を調べて傾向を掴んだ。その上で、若年者がどのような理由で早期離職に踏み切るのかを調べ、その理由で最も多かったものと離職率の相関関係を、データを用いて検証した。 その検証から導き出されたのは、企業内での労働者の労働時間が長ければ長いほど離職率が高くなるという相関関係である。相関関係があるという結果に基づき、若年者の早期離職率を下げるためには、企業の長時間労働を解消することが有効であると考え、そのための打開案を提案した。 若年者の早期離職問題は、若年者側にも企業側にも大きなデメリットがあり、早急に解決すべき問題である。 |
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講評 | 新卒者の就業後3年以内の離職(早期離職)について、最終学歴や事業所規模別の長期傾向をデータで示しながら論じているが、肝心の長時間労働との関連性を実証するために用いたのが単なる「離職率」であるなど、総じて適切な論拠に基づいていない。そのため、長時間労働解消に向けての提案に至る議論の流れに説得力を欠いたのは残念である。 |
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キーワード1 | 早期離職 |
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キーワード2 | 長時間労働 |
キーワード3 | 三六協定 |
キーワード4 | |
キーワード5 |