卒業論文詳細

学科産業関係学科 ゼミ教員名寺井 基博 年度2017年度
タイトルJリーガーのキャリア~アマチュアからプロへのプロセスに着目して~
内容 2018年、ロシアでワールドカップが行われる。世界中の人々が注目するこの祭典。見る側は数多く存在するが、実際に出場している選手はほんの一握りである。そんなサッカー選手の中から私はJリーガーに注目し、どのような経路からJリーガーになるルートがあるのか、またその背景について研究を行った。Jリーガーになる経路としては、①高校部活動から直接、②クラブユースからトップ昇格、③高校部活動から大学を経由、④ユースから大学を経由の4パターンあり、それぞれのルートにメリットとデメリットが存在し、どのルートが好ましいとは断言できない。また、Jリーグ側も現在、J1、J2からJ3といった新たなリーグを作り、サッカー選手がどんどんと増加するだろう。だがそれが、若者の「やりがいの搾取」にならないためにも、今後のJリーグのあり方や、クラブでの若手育成、セカンドキャリアの問題を見守っていかなければならない。
講評 本論文は、プロサッカー選手になるキャリアの過程を取り扱った論考である。筆者がこれまでに最も心血を注いだであろうサッカーをテーマとすることによって、4年間の勉学を締め括ることができたのは喜ばしいことである。
キーワード1 所属移行
キーワード2 出場機会
キーワード3 高卒
キーワード4 ユース卒
キーワード5 大卒