卒業論文詳細

学科産業関係学科 ゼミ教員名浦坂 純子 年度2018年度
タイトル専業フリーランスで食べていけるのか
内容  企業の人材不足、若者の職業観の変化などの様々な要因が重なり、フリーランスという働き方は人気を博しつつある。とはいえ、日本での社会的地位は低く、フリーランスにとって暮らしやすいとはまだ言い難い。その現状を打破するために、フリーランスの自活可能性を探るのが本論文の目的である。
 まずフリーランスについて整理し、次にフリーランスで食べていく上での問題点を取り上げる。フリーランスで食べていくためには、「スキル」「人脈を広げる」「ブラッシュアップ」「収入の安定化」の四つの項目が重要であると考えた。
 その四つの項目に共通するのが、会社員を経験することである。会社員時代に四つの項目を獲得し、準備を整えれば、フリーランスとして食べていける可能性が高まるだろう。フリーランスになるのに会社員を経験するのは遠回りに見えるかもしれないが、これこそフリーランスで食べていく近道であると考える。
講評  否が応でも就活に追い立てられる学生にとって「専業フリーランスで食べていけるのか」という問いが響くこともあるだろう。就業が多様化し、キャリアシフトの機会も増えている昨今、フリーランスは選択肢としての存在感を着実に増やしている。本論文では、最初からフリーランスではなく、いかに準備してフリーランスに至るかが強調されている。
キーワード1 フリーランス
キーワード2 スキル
キーワード3 会社員
キーワード4 準備
キーワード5