学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | 地域社会と学校の連携 -地域社会の青年の社会的立場と移り変わりに着目して- |
内容 | 本稿は、地域社会と学校の連携を深めていくための方向性について研究したものであり、その中地域社会の青年の社会的立場の移り変わりという観点に着目しながら考察を進めた。 地域社会は現代の日本では衰退の一途をたどっている。地域社会が残っている地域の方が少数派となっている。地域社会と学校ではそれぞれの単一機能的集団として地域社会の中に存在していた。しかし、どちらの組織も「戦争」という一つのきっかけにより、多機能的集団へと変化していた。これは時代に伴う変化であったが、結果として同じ地域に二つの多機能的集団が存在することになった。時代の流れとして教育に重きを置く時代が到来し学校が重宝され、地域社会が衰退する形となってしまった。 このことから本稿では、地域社会と学校それぞれが独立された多機能的集団と捉えるのではなく、地域全体が多機能的集団であると捉えることが必要であると結論付けた。 |
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講評 | 3年次(2020年度)に「教育文化学演習Ⅰ」「同Ⅱ」の第4クラス、すなわち、「西洋教育文化ゼミ」で学んだ14名は、4年次(2021年度)に12名が卒業論文、2名が卒業研究を提出しました。3年次も4年次も春学期の全体と秋学期末の1月には、コロナウィルス感染防止のためにゼミをオンライン式(Zoomミーティング)に変更せざるをえず、教員側から振り返れば、従来の形態での卒論・卒研指導は必ずしも満足には行えませんでした。 しかし、全員が、自分で設定したテーマについて史資料を探し集め、それらを読み解いて検討を進め、考察した内容を分かりやすく伝える構成を工夫しながら卒業論文(2万字)または卒業研究(1万字)にまとめ上げられたことは、とても良かったと私は思います。それには個人による努力はもちろんですが、卒論の場合、ゼミで研究の中間報告とそれに基づく質疑応答や意見交換を重ねていたことも役立ったとすれば、ゼミの主宰者として幸いです。 |
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キーワード1 | 地域社会 |
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キーワード2 | 学校 |
キーワード3 | 青年集団 |
キーワード4 | 単一機能的集団 |
キーワード5 | 多機能的集団 |