学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | フィンランド教育から見る日本の教育の課題と展望 |
内容 | 日本の教育の課題を見つけ、考察するために、筆者は2017年度「教育総合ランキング(OECD Better Life Index Education)」で世界ランキング1位という高い評価を受けているフィンランドの教育に注目した。教育水準世界一のフィンランドと日本の教育を比較して、日本の教育の課題を解決するヒントを見つけることにつなげていきたいと考える。 本研究では、「教育の機会均等」「教師の質の高さ」そして「フィンランド教育の課題」という大きく3つの観点から教育水準世界一のフィンランドの教育を読み解き、日本の教育と比較する。そこから、日本の教育の課題を見つけ考察している。 結論として、フィンランドの教育の根底には国民一人一人が、周りの目を気にせずに自分のために学ぶという意識を持っていることが分かった。そのため、教育に対する考え方が日本と全く異なり、教育に対する重要性を国民全員が理解している。国や国民が教育と密接な関係にあることで、教育が高いレベルで実現できていることが明らかになった。 |
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講評 | 3年次(2020年度)に「教育文化学演習Ⅰ」「同Ⅱ」の第4クラス、すなわち、「西洋教育文化ゼミ」で学んだ14名は、4年次(2021年度)に12名が卒業論文、2名が卒業研究を提出しました。3年次も4年次も春学期の全体と秋学期末の1月には、コロナウィルス感染防止のためにゼミをオンライン式(Zoomミーティング)に変更せざるをえず、教員側から振り返れば、従来の形態での卒論・卒研指導は必ずしも満足には行えませんでした。 しかし、全員が、自分で設定したテーマについて史資料を探し集め、それらを読み解いて検討を進め、考察した内容を分かりやすく伝える構成を工夫しながら卒業論文(2万字)または卒業研究(2万字)にまとめ上げられたことは、とても良かったと私は思います。それには個人による努力はもちろんですが、卒論の場合、ゼミで研究の中間報告とそれに基づく質疑応答や意見交換を重ねていたことも役立ったとすれば、ゼミの主宰者として幸いです。 |
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キーワード1 | フィンランド教育 |
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キーワード2 | 教育格差 |
キーワード3 | 教育の無償化 |
キーワード4 | ジェンダー格差 |
キーワード5 |