学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | 体育の授業で必修化された武道 -日本とイギリスの比較から- |
内容 | 本稿では 2007 年に改訂された学習指導要領によって必修化された武道について日本とイ ギリスの比較を用いりながら、考察を行っていく。きっかけは 16 年間続けてきた武道が必修化された経緯や狙いについて疑問に思ったところから始まる。日本の体育教育の歴史からなぜ今必修化されたのか、過去ではどのような武道がどのように扱われていたかを調べる。また、日本の体育教育の歴史だけでなく武道は日本の国技のようなものであり、イギリスではクリケットやフットボールにあたる。イギリスでのクリケットやフットボールの体育教育での扱われ方を調べ、日本と比較することで国技の在り方について検討を行う。その比較を用いて、日本では国技のようなものである武道が体育教育で行うにあたって、メリット、デメリットを考え、今必修化することに意味があるのかを明確にする。そこから日本での武道の今後についても考察を行い、武道の必要性について再検討する。 |
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講評 | 3年次(2020年度)に「教育文化学演習Ⅰ」「同Ⅱ」の第4クラス、すなわち、「西洋教育文化ゼミ」で学んだ14名は、4年次(2021年度)に12名が卒業論文、2名が卒業研究を提出しました。3年次も4年次も春学期の全体と秋学期末の1月には、コロナウィルス感染防止のためにゼミをオンライン式(Zoomミーティング)に変更せざるをえず、教員側から振り返れば、従来の形態での卒論・卒研指導は必ずしも満足には行えませんでした。 しかし、全員が、自分で設定したテーマについて史資料を探し集め、それらを読み解いて検討を進め、考察した内容を分かりやすく伝える構成を工夫しながら卒業論文(2万字)または卒業研究(6万字)にまとめ上げられたことは、とても良かったと私は思います。それには個人による努力はもちろんですが、卒論の場合、ゼミで研究の中間報告とそれに基づく質疑応答や意見交換を重ねていたことも役立ったとすれば、ゼミの主宰者として幸いです。 |
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キーワード1 | 体育 |
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キーワード2 | 武道 |
キーワード3 | 日本 |
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キーワード5 |