学科	産業関係学科	ゼミ教員名	石田　光男	年度	2019年度
タイトル	女性と労働”の考察"

内容

現在の日本では、少子高齢化に伴う人口減少が進み、労働力が不足しつつある。そのため、女性の労働力はますます重要となってきている。しかし、女性の労働に関する課題はまだ数多く存在している。その課題の1つとして、男性との賃金格差があげられる。賃金格差が生じている主な原因は、女性の管理職が少ないこと、男性と比較して非正規雇用が多いことであると考えている。そして、こうしたことが生じる原因は、ワークライフバランスの実現に関する課題、主に子育てと仕事の両立が難しいということに起因しているのではないかと考えている。子育てのために働くことのできる時間が短くなることで、賃金格差が生じているのではないだろうか。そこで、現在働いている女性は、どのような状況に置かれており、どのような困難と直面しているのかということを調べた。また、こうした課題を解決するために、どのようなことが行われているのか、どのような解決策があるのかということについて調べ、考察した。

講評	「“女性と労働”の考察」の筆者は、男女の賃金格差の原因とその是正策を考えようとした。ところが男女の賃金格差を生む原因と思われる要因は種々であり、それぞれについて先行研究に考察を加えているうちに全体のまとまりがつきにくくなった。筆者自身の先行研究への批判の根拠をよく省察しておくという作業の必要を執筆過程で痛感したという。その反省が今後に生かされるとよい。

キーワード1	女性労働
キーワード2	賃金格差
キーワード3	女性管理職
キーワード4	ワークライフバランス
キーワード5