学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | ドイツ・フランスの異文化間教育に対する取り組み -日本の異文化間教育の改善に向けて- |
内容 | 現在の日本には、多様な文化的背景を持つ人々が住んでいるということは、疑う余地もない。そして、彼らが日本社会に適応する際に、教育が果たす役割は大きい。しかし彼らが日本社会から孤立してしまう状況や、現場の教員たちが彼らに対する指導方法を十分に理解していないケースが存在している。このことから、移民に対する日本の教育制度が十分に機能していない、ということが問題として提起される。 本稿では、このような状態にある日本の異文化教育を改善する方法として、ドイツ・フランスの異文化間教育を元に考察する。近年移民が増加している両国において、移民への教育政策の変遷や、現在行われている移民への実践的な教育活動は、日本の異文化間教育においても参考になる部分があるはずだ。日本において移民との相互理解を図り、豊かな多文化共生社会を形成するために、今一度異文化間教育について考える必要があるだろう。 |
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講評 | 3年次(2020年度)に「教育文化学演習Ⅰ」「同Ⅱ」の第4クラス、すなわち、「西洋教育文化ゼミ」で学んだ14名は、4年次(2021年度)に12名が卒業論文、2名が卒業研究を提出しました。3年次も4年次も春学期の全体と秋学期末の1月には、コロナウィルス感染防止のためにゼミをオンライン式(Zoomミーティング)に変更せざるをえず、教員側から振り返れば、従来の形態での卒論・卒研指導は必ずしも満足には行えませんでした。 しかし、全員が、自分で設定したテーマについて史資料を探し集め、それらを読み解いて検討を進め、考察した内容を分かりやすく伝える構成を工夫しながら卒業論文(2万字)または卒業研究(8万字)にまとめ上げられたことは、とても良かったと私は思います。それには個人による努力はもちろんですが、卒論の場合、ゼミで研究の中間報告とそれに基づく質疑応答や意見交換を重ねていたことも役立ったとすれば、ゼミの主宰者として幸いです。 |
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キーワード1 | 異文化間教育 |
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キーワード2 | CASNAV |
キーワード3 | RAA |
キーワード4 | 「みんなのための宗教科」 |
キーワード5 | シティズンシップ教育 |