学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | オンライン授業におけるアクティブ・ラーニングの評価―同志社大学を事例に― |
内容 | 昨年から新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、その感染対策として学校現場においてオンライン授業が始まった。大学においても例外ではなく、現在においてもオンライン授業は継続的となってしまっているのである。本稿ではアンケート調査をもとに同志社大学において主だった科目である必修科目、選択必修科目、一般教養科目、免許資格課程科目において調査を行った。また、最もアクティブ・ラーニングに近い形態であるリアルタイム授業に焦点を当て、それぞれの科目において「満足度」「授業参加度」「シラバスにおける目標の達成度」をもとに、最も評価の高い受講人数はどのようなものであるか分析を行なった。その結果、それぞれの科目において最も評価が高い受講人数の傾向が明確となった。これからも継続的に行われる可能性が極めて高く、オンライン授業において評価の高い受講人数の傾向を知ることができた。? |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字を全員が選択し、11 名が提出した。 今年の学生たちは、比較的早期から課題を設定して課題に取り組んだといえる。また、当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けながら、課題に取り組み、アドバイスを受けて、修正した内容を教員に提出するというプレセスが機能したと評価できるだろう。 2020年から突如起こったCOVID-19で今年度卒論を執筆した学生たちは、コロナ禍で3年生の演習を経験し、春学期は完全オンライン、秋学期はオンラインと対面式の併用で演習を進めてきた。5年次も同様にオンラインによる個別指導と全体での演習内での発表等を併用してきた。毎年行う卒論のための合宿も経験していない。そのような状況においても、計画を立てながら、早期からテーマに取り組み、オンラインでの個別指導を有効に利用して全員が複数回の卒論の修正を行うというプロセスを通じて提出に至った。 当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。この点でのコロナ禍の影響が大きかったことは否定できない。今年の学生はインタビュー調査が多かったが、対面式では難しいため、全員がオンラインでのインタビューとなっていた。オンラインの経験があるからインタビューもかなり円滑に進めることができたとは予想するが、やはりフィールドワークにも関係するような対面式でのインタビューを行うことで、本音の部分も体感できるところがあるので、そこは残念に感じる。質問票による量的調査においては、オンラインフォームによる調査を実施し、相当な数の回答数を集めることができていた。今までは、紙による質問票であったのだが、オンライン調査もこれからの選択肢になることを証明できたと思う。 テーマとしては、高等教育が重たるテーマであった。それぞれ、現在高等教育が直面している課題を取り扱っている。もう少し、掘り下げてほしいというような面もあるが、それでも全員がオリジナルな視点を提示していた。また、近年減少していたジェンダーと高等教育という切り口でのテーマが再度浮上したことも、時代の趨勢を反映しており、個人的には良い傾向であると考えている。内容的にも現代の社会問題につながるような切り口で分析されていた。 |
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キーワード1 | オンライン授業 |
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キーワード2 | アクティブ・ラーニング |
キーワード3 | 授業評価 |
キーワード4 | 受講人数 |
キーワード5 |