学科	教育文化学科	ゼミ教員名	兒島　明	年度	2021年度
タイトル	海外帰国生の海外経験による就職実態へのインパクト

内容	本論文は、海外帰国生の海外経験を通して得られる「特性」か?及ほ?す就職活動への影響や海外帰国生の就職活動の様子、大学卒業後の就職実態について検討した。海外帰国生の就職活動は注目されているものの、大学在学中から大学卒業後まて?、1人のライフキャリアを流れて?追っている文献は少ない。本論文は、4名の対象者にインタヒ?ュー調査を行い、得られた知見は以下の三点に整理て?きる。第一に、海外帰国生にとって就職活動は簡単て?はなく、懸念するへ?き点か?複数存在しているということて?ある。第二に、インタヒ?ュー対象者にはある共通点か?見られ、就職活動時た?けて?なく、その後のライフキャリアにおいても特性は影響をしているということて?ある。第三に、企業によって特性の活用の有無は異なり、海外帰国生か?予想している通りには必す?しもならないということて?ある。

講評	海外帰国生はどのような特性を身につけているのか、また、それがキャリア志向にどのように影響しているのかに関する研究はあるが、就職活動や就職後の職業生活におけるそうした特性の活用の実態を解明した研究は少ない。本研究は、就職した海外帰国性へのインタビューを通してその解明に挑んだ力作である。就職活動から就職後の働き方にいたる対象者の語りは、「グローバル人材」を掲げる日本企業の人材活用の実態を根底から問うものとなっている。

キーワード1	海外帰国生
キーワード2	就職活動
キーワード3	特性
キーワード4	ライフキャリア
キーワード5