学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 兒島 明 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | 高等教育におけるインターンシップの普及 |
内容 | 本稿では、インターンシップの更なる普及に向け、学生のキャリア意識の向上を目的に、インターンシップが持つ性質や、各場面における位置づけに注目して検討した。また、自立性を大きく養い、一人の社会人となる素地を形成し、アイデンティティの形成期となる高校在学期を取り上げた。得られた知見は以下の三点に整理できる。第一に、学生のキャリア意識が教育環境に左右される傾向にあり、学校がインターンシップを実施する様式によっても異なるという事である。第二に、インターンシップが教育的な側面と就職活動的な側面を持ち、そして、教育的な側面と就職活動的な側面の中間に位置する活動も存在しているという事だ。第三に、教育の質を保証するためには、逆説的に基本的な労働権さえ守られていない教員の労働実態を改善することが必要であり、そのためには教員の労働という観点から、多忙化問題にアプローチする事が必要であるという点である。 |
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講評 | 学生のキャリア意識に向上に資するインターンシップの効果的な在り方について、海外の事例や国内の進歩的な事例を参考にしながら検討している。一次資料にあたって検証したものではなく、全体として二次資料を切り貼りしたものであるため、論文としての独創性は欠くが、教員の労働実態の改善という構造的な問題を視野に入れた議論は、今後さらに展開される必要があるだろう。 |
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キーワード1 | インターンシップ |
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キーワード2 | キャリア意識 |
キーワード3 | 教育・就職目的 |
キーワード4 | 労働問題 |
キーワード5 |