学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 阿形 健司 | 年度 | 2023年度 |
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タイトル | ギャンブルとの適切な付き合い方―歴史とギャンブルにハマる人々のパーソナリティから考察― |
内容 | 本論文では、ギャンブルは人々にとって必要なものなのか、人々はギャンブルとどう付き合うべきなのかということについて、ギャンブルの歴史や先行研究を振り返ることで明らかにしようと試みた。ギャンブルの始まりは今から1300年以上も昔の685年にまで遡り、歴史上幾度となく禁令が出されたがそのどれも実効を得ることはできず、世の中からギャンブルがなくなることはなかった。近年のギャンブルには依存症の問題があり、成人の20人に1人がギャンブル依存症の可能性があると言われるほど深刻な問題となっている。一般的な主婦や会社員であっても些細な挫折をきっかけにギャンブルを始めた結果、のめり込み依存症となってしまうこともあり、誰にでもギャンブル依存症になる可能性はある。 ギャンブルをすることには、依存してしまうリスクが懸念されるが、アルコールやタバコのように注意が必要だという意識を常に持ちながら適切に利用することが必要であるだろう。 |
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講評 | 人間は欲を持った生き物である。欲がなければ生命を維持することはできないからである。加えて、人間は「意味」の世界に生きているので生物としての欲とは異なる欲を持っている。ギャンブルの魅力はそうした「意味世界」における人間のありようを映し出している。著者は、「否定的に捉えられがちなギャンブルにもプラスの側面があるのではないか」という問題意識からこの研究に取り組んだ。その結果、種々の文献の検討を通じて、ギャンブル依存症という負の側面もある一方で、人間にとってギャンブルは一定の価値を持つと主張している。結論はもっともらしいが独自に一次資料を集めて主張できればより説得的な卒論になったであろう。 |
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キーワード1 | ギャンブル |
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キーワード2 | 依存症 |
キーワード3 | 選択の自由 |
キーワード4 | 自由の代償 |
キーワード5 |