学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 学習補完計画―シリアスゲームを用いた学校空間の設計― |
内容 | 本論文の目的は、現代の学校教育にはシリアスゲームを用いた教授法が必要であるという主張である。現代の子ども達は多種多様なエンターテイメントに囲まれ、興味を示す基準が高くなり、学校での黒板とチョークで教科書を進めていく授業に退屈している。このような子ども達を授業に惹きつけるためのツールとして、シリアスゲームという教育的な効果を待つゲームに世界中から期待が掛けられている。 学校教育にシリアスゲームが浸透していくステップとして、初期の段階では「宿題や授業の一部に用いられる規模の小さいシリアスゲーム」が広まり、第二段階として「授業の軸となり、カリキュラムを進めていく規模の大きいシリアスゲーム」が受容される。シリアスゲームを学校教育に浸透させていくためのキーポイントは「児童・生徒と教師らが自らシリアスゲームを創る活動」である。この活動によって次世代のシリアスゲームの開発を担う人材が育ち、質の高いシリアスゲームが開発されていくことで未来の学校教育がエンターテイメント空間に変わる。 |
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講評 | 今年の卒論は全体としては各テーマに着いて、文献にあたったり、学校を訪問したりして、比較的無難にまとめたものが多かった。比較的よくできていたものは、テーマを絞り込み、それについて深く掘り下げた数点の卒論があった。なかでも、自らエヂュテイメント・ソフトの開発をこころみたもの、授業における技術(発問)にしぼったものなどが優 れていた。 しかし、それらを含めて、周辺にまで視野を広げ、その研究をどう位置づけるのかという視点が共通してやや不足していたのではないかという点が、問題点であるとともに、指導した私自身の今後の課題となった。 |
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キーワード1 | シリアスゲーム |
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キーワード2 | 授業 |
キーワード3 | 学習 |
キーワード4 | |
キーワード5 |