学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 不登校に対するフリースクールの役割 |
内容 | 現在、学校が抱える課題のうちのひとつに学校へ行かない現象、いわゆる不登校がある。いじめ、学級崩壊などの現状の中で、学校の中に自分の居場所を失い、悩みやストレスを抱え、誰にも相談できずにいずにいる子どもたちがたくさんいる。そのような状況の中で、1990年代初めごろから、フリースクールが子どもたちの学校外の学びの場として注目が集められている。フリースクールは「個性を尊重する」「自主性を育てる」などの理念のもと、独自のカリキュラムで教育を行っている民間の施設であり、子どもたちの興味・関心を引き出す学習を行い、子ども主体の教育を大切にしている。それは、大多数の学校において画一的な授業が展開される今、忘れかけられている教育であると考える。現在フリースクールは、「学校に行かない子どもが行く補助機関」という認識が強いが、学校以外の学び場、居場所として、社会に認知され、機能していくべきなのである。 |
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講評 | 今年の卒論は全体としては各テーマに着いて、文献にあたったり、学校を訪問したりして、比較的無難にまとめたものが多かった。比較的よくできていたものは、テーマを絞り込み、それについて深く掘り下げた数点の卒論があった。なかでも、自らエヂュテイメント・ソフトの開発をこころみたもの、授業における技術(発問)にしぼったものなどが優 れていた。 しかし、それらを含めて、周辺にまで視野を広げ、その研究をどう位置づけるのかという視点が共通してやや不足していたのではないかという点が、問題点であるとともに、指導した私自身の今後の課題となった。 |
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キーワード1 | フリースクール |
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キーワード2 | 不登校 |
キーワード3 | 居場所 |
キーワード4 | |
キーワード5 |