学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 早期教育と小学校受験に関する考察 |
内容 | 近年、関西有名私立大学付属小学校が立て続けに開校されたことにより、首都圏における一部の関心事であった小学校受験が関西でも注目を集めるようになった。それに伴い、小学校受験のための早期教育が過熱の一途を辿っている。早期教育は、子供の才能が開花する可能性を秘めている反面、身体的・精神的弊害を誘致する危険な面もある。小学校受験準備を行うにあたり、時間や労力、金銭面、保護者間での情報ネットワークや幼児教室を始めとする幼児教育産業との兼ね合いなど、様々な面で親の負担が大きいため「親の受験」とも言われており、親の価値判断に全てが委ねられている。また、現在の小学校受験は子供の負担が大きく、早期教育の本質からも離れたところにあるため、学校や受験に関わる幼児教育機関に課せられた問題は多い。親、学校、社会共々、幼児にとって負担の少ない小学校受験となるよう改善されるべきである。 |
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講評 | 今年の卒論は全体としては各テーマに着いて、文献にあたったり、学校を訪問したりして、比較的無難にまとめたものが多かった。比較的よくできていたものは、テーマを絞り込み、それについて深く掘り下げた数点の卒論があった。なかでも、自らエヂュテイメント・ソフトの開発をこころみたもの、授業における技術(発問)にしぼったものなどが優 れていた。 しかし、それらを含めて、周辺にまで視野を広げ、その研究をどう位置づけるのかという視点が共通してやや不足していたのではないかという点が、問題点であるとともに、指導した私自身の今後の課題となった。 |
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キーワード1 | 早期教育 |
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キーワード2 | 小学校受験 |
キーワード3 | 価値判断 |
キーワード4 | |
キーワード5 |