卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名越水 雄二 年度2022年度
タイトル「児童虐待とスポーツでの体罰の解決策?西洋 2 カ国との比較から-」
内容 この論文では、児童虐待とスポーツでの体罰をスウェーデン、フランスの2カ国から比較し、日本から児童虐待と体罰を防ぐ解決方法を探っていく。
 「序論」は、なぜこのテーマにしたのかを述べてから各章ごとの説明をする。
 1章では、体罰はどのような悪影響を及ぼすか子どもの成長期にどのように関係しているかなどを家庭とスポーツにわけて具体的に述べながら自分自身の経験を交えて論ずる。
 2章では、ここ最近増加傾向にある児童虐待について日本の現状とそれを解決していくためにスウェーデンの取り組みとその成果について詳しく述べ、日本教育に何が足りていないのかを考察していく。
 3章では、自分が長年やってきた柔道による体罰が他のスポーツに比べ多いことから柔道人口が多いフランス柔道と日本柔道を比較して、自分の意見を述べながら日本の欠点を見つけていく。
 「結論」は、1章から3章までのことを踏まえて児童虐待とスポーツでの体罰を日本で防止することは可能なのかを具体的に述べる。(418字)
講評 日本における児童虐待とスポーツ指導での体罰を解決する方法を求めて、前者についてはスウェーデン、後者についてはフランスでの取り組みを調査し、日本の家庭教育や部活動に足りないものを考えて、これから体罰を防止していく可能性を探った論文。家庭や部活動での体罰が子どもの成長期に及ぼす悪影響を検討した上で、それえお防ぐ、体罰に頼らない指導方法を、総合的かつ具体的に、自分の経験も振り返って論じている点がユニークである。
キーワード1 暴力悪影響
キーワード2 親子を守る
キーワード3 体罰問題
キーワード4
キーワード5